古着屋JAM × モード学園が産学連携プロジェクトを始動。学生が提案する“秋の暮らしに馴染むアメカジスタイル”

 全国18店舗を展開し、国内最大規模の海外仕入れを行う人気古着店「古着屋JAM」が、東京・大阪・名古屋のモード学園と産学連携プロジェクトを始動した。


テーマは「秋の暮らしに馴染むアメカジスタイリング」。学生たちが古着屋JAMのリアルな古着を使用し、撮影・コーディネート・プレゼンテーションまでをトータルで行う実践的なプロジェクトだ。


この企画は、株式会社JAM TRADING代表・福嶋氏による特別講義をきっかけにスタート。プロの現場で活躍する企業から直接指導を受け、学生の創造性とJAMのブランド価値を融合させる試みとして注目を集めている。


プロジェクトでは、まず古着屋JAMのECサイト担当者によるオリエンテーションが実施され、ブランドの理念や今秋のトレンドについて解説。その後、学生たちは古着屋JAMの原宿・心斎橋・名古屋各店を訪れ、実際にアイテムをリースし、リサーチを重ねながらスタイリングを構築した。


一点モノの古着が持つ風合いや経年変化を活かしながら、「暮らしに溶け込むアメカジ」をテーマに個性豊かなルックを提案。実在する人物像(ペルソナ)を想定したリアルな着こなしを意識し、季節感とストーリー性を兼ね備えたビジュアルが制作された。

全グループの作品は審査を経て、1位から3位までを決定。最優秀作品は古着屋JAM公式ECサイトの特集ページで公開される予定だ。学生たちにとっては、授業を超えた「実務型ケーススタディ」となり、リアルなファッションビジネスの現場を体感する機会となる。

モード学園は、即戦力となる人材育成に力を注ぎ、ファッション業界との連携を積極的に進めてきた。今回のプロジェクトは、学びと実践を結ぶ新たな架け橋として、次世代のスタイリストたちの感性が輝く場となりそうだ。

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