2024年12月27日、秋葉原UDXで開催される「ふるさと映画祭2024」の一環として、「全員古着のファッションショー―アップサイクル・ランウェイ―」が行われます。
このイベントは、大量生産・大量消費に挑戦し、"古着の循環"をテーマにしたユニークな取り組みです。イベントの詳細をご紹介します。
捨てられる運命を覆す、"古着の循環"
「アップサイクル・ランウェイ」は、映画とファッションショーをエンドレスに繰り返すという世界初の試みです。
映画「0+ Zero Plus」の上映後、その衣装がファッションショーで使用され、さらに次作の映画衣装としてリユースされます。これにより、古着の新たな価値を創造し、"一着を大切に着続ける"というメッセージを発信します。
古着を舞台にした映画「0+ Zero Plus」
イベントは、映画「0+ Zero Plus」の上映から始まります。
この映画では、出演者全員が古着を衣装として着用しています。衣装は不用品回収倉庫から選ばれ、手を加えることで映画の舞台にふさわしいアイテムへと変貌。映画のタイトル「0+」には、"廃棄される服をゼロに、価値をプラスに変える"という願いが込められています。
映画はSDGsの17目標をテーマにした4つの短編で構成されており、それぞれが深いメッセージを持っています。
「パンドラの鍋」 (監督: 椎葉さき / テーマ: 飢餓をゼロに)
「差別の呪い」 (監督: エマ / テーマ: 人や国の不平等をなくそう)
「だれもが」 (監督: 手塚麻衣 / テーマ: 住み続けられるまちづくりを)
「ま、いっか。」 (監督: 佐藤竜太郎 / テーマ: 気候変動に具体的な対策を)
「アップサイクル・ランウェイ」とは
映画の上映後に行われる「アップサイクル・ランウェイ」は、出演者全員が再び古着をまとい、ステージに登場するファッションショーです。登場する衣装は、映画で使用されたアイテムをそのまま活用。さらに、このファッションショーで使用された衣装は、次回制作される映画の衣装として引き継がれる予定です。
この"循環"を通じて、捨てられるはずだった古着に新たな命が吹き込まれます。
「ふるさと映画祭2024」とSDGsステージ
「アップサイクル・ランウェイ」が行われる「ふるさと映画祭2024」は、2024年12月27日(金)から12月29日(日)まで秋葉原UDXで開催されます。映画とファッションショーを組み合わせた「SDGsステージ」は、株式会社オープニングアクトが企画し、自治体や企業と連携して実現されました。
開催情報
日時: 2024年12月27日(金) 17:30–20:00
会場: 秋葉原UDXギャラリー (東京都千代田区外神田4丁目14-1 4階)
アクセス: JR秋葉原駅 電気街口から徒歩3分
参加する意味
「全員古着のファッションショー―アップサイクル・ランウェイ―」は、ただのエンターテイメントにとどまりません。サステナビリティを考える上で、"使い捨て"の常識を見直し、ファッション業界に新しい風を吹き込む挑戦です。
このイベントを通じて、古着が持つ可能性や、私たちができる一歩を体感してみませんか?
詳細情報は公式サイトをご覧ください。 株式会社オープニングアクト公式サイト
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