全国に約900店舗を展開する総合リユースショップ「セカンドストリート」を運営する株式会社ゲオホールディングスは、2025年上半期(調査期間:2024年4月〜2025年1月)における衣料・服飾品カテゴリーの販売数量ランキングを発表しました。対象はカジュアルブランドとラグジュアリーブランド。中古市場のトレンドを映し出す注目のランキングです。
カジュアルブランドは「THE NORTH FACE」が堂々の1位
2025年上半期のカジュアルブランドランキングでは、
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1位:THE NORTH FACE
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2位:LEVI’S
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3位:POLO RALPH LAUREN
と、昨年からの顔ぶれに変化はなく、不動の人気を見せています。
特に注目を集めたのが6位にランクアップしたSTUSSY。1980〜90年代の“OLD STUSSY”は、ヴィンテージ志向の強いユーザーから支持を集め、高額取引も。さらに、現行STUSSYもY2Kファッション人気やブランドとのコラボレーションが話題となり、二次市場でもその存在感は拡大しています。
「OLD STUSSYの希少性と、現行品のトレンド性の両面で強さを発揮。今後も安定した在庫確保が課題となるブランドです」(カジュアル衣料担当:近藤氏)
ラグジュアリーブランドもトップ3は変わらず
ラグジュアリーブランド部門では、
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1位:COACH
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2位:LOUIS VUITTON
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3位:GUCCI
という結果に。いずれも長年にわたり人気を維持し続けているブランドです。
一方、6位にランクアップしたHERMESと9位のCHANELも注目株。ラグジュアリー市場での価格改定を背景に、高額帯アイテムへのリユース需要が高まっています。
「HERMESやCHANELは特に高価格帯での取引が目立ち、希少性の高さも魅力。リユース市場でもその価値は揺るぎません」(LUXB担当:百田氏)
さらに、DIORはSNSマーケティング戦略の成功により、Y2Kブームとリンクした再評価が進行中。人気の「ディオール・オブリーク」ロゴや「サドルバッグ」などは依然として品薄状態が続いています。
今後は2025年6月からのディレクター交代を受け、新たな方向性に注目が集まる中、リユース市場での動きも見逃せません。
トレンドを知るなら『2nd STYLE』もチェック
セカンドストリートが運営するオウンドメディア『2nd STYLE』では、Tシャツやボトムス、バッグといったアイテム別にランキングを掲載。ブランド別の人気動向をさらに詳しく知ることができます。
セカンドストリート公式サイト:
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