オフプライスストア LOCUST（ローカスト） が、兵庫県での出店を加速させている。2025年7月にイオンモール加西北条へ5号店をオープンしたのを皮切りに、9月にはイオンモール猪名川に6号店、さらにイオンモール姫路リバーシティに7号店を立て続けに開業。県内の存在感を一層強めている。
立て続けに3店舗を展開
LOCUSTは「イイものを、オドロキの価格で」をコンセプトに、ブランドやメーカーの余剰在庫、及び古着を仕入れて販売するオフプライスストア。加西北条店は約110坪、猪名川店は約80坪、姫路リバーシティ店は約145坪の売場面積を持ち、それぞれレディース・メンズアパレルから服飾雑貨、生活雑貨まで幅広い商品を取り扱う。
古着コーナーにもUSA製古着を中心に古着マニアでも楽しめる商品セレクトと価格となっており、古着好きからも注目を集めている。
オープン記念として、各店舗では「LINE友達限定5000円以上で10％OFF」や「1,100円均一コーナー」といったキャンペーンも実施し、地域のショッピング需要を取り込んでいる。
アウトレットとは異なる「オフプライス」業態
オフプライスストアは、自社商品の値下げ販売を行うアウトレットとは異なり、複数のブランドやメーカーから商品を仕入れるのが特徴。LOCUSTでは、シーズンオフ商品やリニューアルに伴い廃盤となったアイテムを独自のバイヤーがセレクト。定番のアパレルに加え、コスメや家電まで幅広く揃え、最大90％OFFという価格で提供している。
安さだけでなく、掘り出し物に出会える楽しさもLOCUSTの魅力。ファッション好きはもちろん、日用品をお得に購入したい幅広い層から支持を集めている。
サステナブルな社会へ向けて
LOCUSTを展開するのは、株式会社パルグループホールディングス と 双日株式会社 の共同出資会社。3COINSなどを手がけるパルグループの小売ノウハウと、双日のグローバルなネットワークを活かし、全国的に店舗網を広げている。
さらに同業態は、アパレル業界が抱える「大量廃棄」という課題解決にもつながっている。余剰在庫を活用し、まだ価値のある商品を消費者に届けることで、人にも地球にも優しい循環型の消費を実現している点も注目される。
まとめ
加西北条、猪名川、姫路と続々と新店舗をオープンし、短期間で兵庫県7店舗体制となったLOCUST。サステナブルな取り組みとお得なショッピング体験を同時に叶える新しい消費スタイルを提案する存在として、今後も関西エリアでの拡大が期待される。
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